【【ニハチクレイの雑談】】
ニハチクレイは、基本、水で流しながら使用します。
これはスムーズにニハチクレイを動かす目的と同時に、ネンドで探ることによる傷を防ぐ目的ですね。
また、寒くなると固くなる傾向にありますので、暖かいお湯で柔らかくしながら使用したりします。
シャンプーを使用することで、ネンドがボロボロになるので注意が必要です。
シャンプーを濃くするとネンドがボロボロになる速度が上がりますので、薄めがオススメです。シャンプーを使用することでネンドがボロボロになるかもしれませんが、
ネンドを守るのか?
ボディへ入る傷を減らすのか?
ボディに入る傷を軽減できるのであれば、ネンドがボロボロになったとしてもネンドとしての役割は果たしたと考えるのもありなのだと思います。
とはいえ、ニハチクレイは柔らかくシャンプーを使用しなくてもネンド傷が入りにくいと感じて頂けると思いますよ。
ニハチクレイは必要なのです。
鉄粉除去剤だけでは付着物は除菌出来ません。
ボディに付着しているものは鉄粉だけではなく、塗料ミストや樹液や他の付着物がありますので、鉄粉除去剤だけでは落とせないのです。
磨き前提の下地処理で例えると
磨き工程までに落とせるものは全て落として、磨きの段階では傷だけに集中出来るようにしたいものです。
磨きなしでのメンテナンスにおける下地処理の場合では、ニハチクレイを使うことでのネンド傷が気になるところです。
これに関してはどの傷をダメとするのか?
どの傷を問題ないとするのか?
誰に聞くのではなく、自分と愛車との向き合い方なのだと思います。
また、そのネンド傷は磨かない前提の中で消す場合、クリーナー(西ケミクリーナー)や(28オールクレンジング)で落とせるのか?
試すことも必要になります。
なぜなら、落とせる車両であるならメンテナンスの幅が広がるからです。
ニハチクレイの最大のメリットは、揉み返しながら綺麗な面でクリーニング出来ることです。
施工中の傷を軽減するにはいかに綺麗な面を使用するかです。
早い段階で揉み返しながらご使用ください。
ニハチクレイの使用後の保管方法は特に難しいものではありません。
綺麗な水でよく揉み洗いをして乾燥後に容器に入れて保管して頂くか、綺麗な水を容器に入れてその中に入れて蓋を締めて保管します。
この保管方法も昔より、そのまま保管する方と、水の中に入れて保管する方と好みで別れておられます。
水を入れて保管をする場合長期保管で水が腐らないようにご注意ください。
ひとつ言えることは
ニハチクレイはお車へ良いものを与える側ではなく
お車の悪いものを受ける側であることです。
長く持たそうとするのではなく
汚れたら捨てる気持ちを持つことが
お車を綺麗に保つ秘訣であると思います。
ニハチクレイが少しでもお役に立ってくれると嬉しいです!