「999e“F”」「Beauty“F”」「320“F”」「“F”SILVER」等のコーティング施工車両
アルカリ性ケミカル~酸性ケミカル~各種クリーナー使用時における管理について。
上記のコーティングの上面へ、アルカリ性ケミカル~酸性ケミカル~各種クリーナーを使用をしたら、コーティング被膜が剥がれるか?については、その時々での使用状況や環境やコーティング被膜の状態により変化します。
その中で第一に問題ないのは「999e“F”」の下層に定着している下地コーティングになります。
この部分は塗装へ浸透定着を強固にしている部分になりますので、基本的にアルカリ性ケミカル~酸性ケミカル~各種クリーナーの使用においても問題はないとお考え下さい。
ただし塗装を傷めるほどの強力なケミカルにおいては、塗装が傷む=コーティング被膜も傷むものと考えます。
999e“F”の上部表層被膜箇所につきましては下記の理由により、アルカリ性ケミカル~酸性ケミカル~各種クリーナーの使用において、性能が低下したり剥がれたりすることがありますので、「320“F”」「“F”SILVER」等の犠牲被膜(オーバーコーティング)にて上部表層被膜を復元することが望ましくなりますので状況に応じて実施してください。
次に、「320“F”」「“F”SILVER」等の犠牲被膜(オーバーコーティング)に関しましては、各種ケミカルでのメンテナンスで剥がれることは想定内です。
屋外を走行するお車は屋内に保管しているものと違い、紫外線や雨や鉄粉などの外的要因を常に受けている状態になります。
そういった外敵被害から保護をしているのが犠牲被膜(オーバーコーティング)ですので、犠牲被膜(オーバーコーティング)自体もダメージを受けます。
各種ケミカルを使用することにより汚れの分解除去をすると同時に、ダメージを受けた犠牲被膜(オーバーコーティング)もクリーニングされることは決して悪いことではなく、それが犠牲被膜の役割だと思っています。
犠牲被膜層としては
999e“F”の上部表層被膜箇所
Beauty“F”の表層撥水基箇所
320“F”自体
“F”SILVER自体
となり、アルカリ性ケミカル~酸性ケミカル~各種クリーナーの使用により剥がれる可能性は考えられ、各種ケミカルでメンテナンスをおこなった後には、「320“F”」や「“F”SILVER」などで新しい犠牲被膜を形成するのが望ましいです。
特にお使い頂いている「999e“F”」「Beauty“F”」「320“F”」「“F”SILVER」では、特殊帯電防止保護膜を最上部で有効に働かせておくことでコーティングの所定の性能を発揮するように検討していますので、月に1回程度のペースで良いですので「320“F”」「“F”SILVER」を洗車後に施工して特殊帯電防止保護膜を最新の状態にしておくと良いです。